時間がない

blue32003-09-18

●何ということはない日常。四角い窓からのぞく、いつもお慕い申し上げている女性を見るにつけ、自分はなんと小さき存在かと思い知らされる。そんな事より眠たい。久々に睡眠障害発生?(単なる寝不足と思われ)。ブッダ第2巻を購入。やっとシッダールタが登場。手塚作品全てに共通するのかは分かりませんが、あだち充のような手法で(実際は勿論逆でしょうけれども)おちゃらけたシーンがあったりして意外でした(コマ割をキャラクターが破壊するのは逆に新鮮)。手塚治虫と聞けば自分のイメージとしてはもっと固いものだと思っていましたから。

▲前回のハロモニ。さくら組おとめ組の新曲(というよりデビューシングル)が流れてました。それまで一度も耳にしたことがなかったので、今回パッと聞いた第一印象を。両曲とも、ごく最近の娘。楽曲路線とは少し違う印象でした(あくまでも本道は踏み外していない)。これは前回も書いた事ですが、今までは各要所々々では耳障り良くキャッチーに聴こえても、全体としてバランスの悪い曲構成だったんです(自分のイメージとしてはやはり「そうだ!〜」以降からメンバー体制、楽曲共に迷走気味の感が拭えない)。
そんな中、今回の曲は比較的まとまりのある感じがして、1stインプレッションとしては11Water以来の良さ。さくら組はちゃんと地に足が着いてる感じがして、落ち着いて聞いていられます。あとはVo.の響かせ方がものを言うかと(特に加護ちゃん)。個人的にはノリのあるおとめ組の方が好みですね。頭からスラップもバキバキよく効いていてジャンル的には大好きなのですが(MAXあたりに歌わせれば間違いなくハマると思う)が、しかしサビで急激に失速するんです。上手く説明しにくいですが、「波」が変わってしまうんですよ。で、なぜなのか考えてみると、サビメロディーがリズムを変えただけで演歌でもいけそうなライン(コード感←イメージで言ってます)なんです。日本人なら間違いなく1・3のオンビートで乗ってしまいそうな雰囲気がプンプンしています。失速の原因は多分これでしょう。
サビで乗り切れないのははっきり言って致命傷です。折角盛り上げてきた勢いがすべてマイナスになって返ってきますからね。前半が良かっただけにかなりガックシです。今までの経験から言って、長い間聴いてると違和感もなくなって慣れてくるんでしょうけども。
ただ、これはつんく♂Pがわざと仕掛けたのかもしれません。日本人に染み付いた1・3拍ノリのメロディーを敢えてダンスチューンに取り入れるという事で、ノリと激しさを継承しながらもそれをアイドル系ミュージックシーンに浸かった私達に違和感なく提供する(J-POPアレンジ、もっと言ってみれば娘。的楽曲に適応させた)という手法なのかもしれません(それを単につんく♂節ともいうのですが)。言わば堅苦しいフランス料理に、(無理からに、そして挑戦的意味も込めて)日本の食材を使ってみるようなものでしょう(例えおかしいかな?)。そんな深読みもしてみましたが、やっぱり自分は気持ち悪いなぁ…。蛇足ですがミキティの声はメンバーの中で一番この曲にあっていると思います。

△今日も大好きなごまりかの為に腹筋は欠かさない(+今週発売のヤングジャンプのグラビアを見てそりゃないよと嘆きつつ撤収)。