寒山拾得

blue32003-09-30

●夜から相方と合流し、夜中までお茶、朝方までトーク。今更ながらにぶっちゃけたトークを展開していたな(笑)と。何にも成長してねぇなぁ(爆)。

▲−菊川怜のエッセイを手にとってみる−
天は二物を与え給うた感がありありとする(笑)彼女が一体何を考えてきて、今何を考えているのか興味があって、少し立ち読みしてみました。結構期待して手に取ったんですが、中身は意外と普通でした。いや、実は普通なんじゃないのかもしれません。すごくいい事を言ってます。頷ける部分も沢山ありました。でも、自分に対してあまり響いてこないんですよね。それは自分が期待していたハードルよりも低いものであった為普通と感じたのかもしれません。菊川怜に対する要求水準が高かったというか。何かもっと凄いことを言ってくれるんじゃないかと。
つまり、受け手の内部において「誰の声を積極的に聴くか」という態勢・秩序がとられているかによって、話し手が抱える意思の伝わり具合が変化するんだと思うんです。話し手に対していかなるフィルターを持って情報を受け入れようとするか・・・。自分の場合は、菊川怜に対して「何か自分とは違う凄いことを考えている」という「理想」の高いフィルターが設置されていたんでしょう。
また、設置されるフィルターにおいて「信頼に足る人物であるから発言は信用できる」というそれを設置できるかどうかが、コミュニケーションにおいてかなりネックになってくると思います。その話を相方にすると「でも結局、内容は期待外れだったとしても菊川怜の本を手に取ってる時点で、既に有象無象の人間よりも菊川怜は、Blue3の中である程度信頼形成されてるよね。情報を得るに足ると思ってなかったら本すら手に取らないもんね。」と鋭い突っ込みが飛んできました(笑)。確かにそうですね。さすが。▲こっそり告白しておきますが、正直に言うとごっちんのアーティスト本「99の後藤真希」では、これを裏切られた感がしました。ごっちんに対する、単なる自分勝手な「理想」からの乖離を目の当たりにしただけなんですが、読み進んでいく毎にどんどん血の気が引いていくのが分かるんです。言ってみればそれは「理想・信頼」フィルターの設置ミスが行われていたからであり、同時に自分に対する「思慕・拠り所」の切除に他ならなかったわけです。ちょっとつらかったですね。直視しなければいけない現実なんですけど。
△今日は朝帰りの為、大好きなごまりかのための腹筋を欠かしてしまいました(+ごめんなさい。明日こそ!)。