リストラは行うものではない、チラつかせるものだ。

お正月気分がまだ抜けない・・・。

▲<娘。>辻加護卒業に関して。昨日ダイアリーを更新してから情報を集めてみたり色々考えてみたりしました。つんく♂のオフィシャルコメントが出ていたようなのでそれを見たんですけど・・・、この正式文書の類は毎回見ていて感じるんですが、あまりにうわべだけ過ぎて完全に内情を仕舞い込んでしまっているように思えて仕方がありません。二人は新ユニット結成の為に娘。を卒業することを本当に喜んだのでしょうか。プレスは事実を伝えればいいですから、これで満足するでしょうが、こんな文章で一体どのファンが納得するんですか。その中でも気になった点を二つ。

・「実力の評価による卒業だよ」

 これはある意味、辻加護の卒業を肯定的に納得させる為に配置した文言だと思うのですが、これって裏を返せば「これまでに実力の評価以外に係わることで卒業に至った」メンバーがいたことを「おおやけに」認めてしまってるんですよ。今までファンの間でまことしやかに囁かれていた事を「そうかもしれないね」と肯定したわけで。ちょっとした表現かもしれませんが、こういうところからいろんな事を推測(いや邪推かな)してしまいますよ、今の事務所側の姿勢を見ていると。

・「彼女たちは歌唱力、表現力、パフォーマンス、どれをとっても、この数年で目を見張るほどの勢いで成長し続けてきました。その二人のパワーを維持し、さらに発展させていく為に!新しいイメージで、新しい作戦で、新しいユニットとして登場することがこの先のハロー!プロジェクト及びモーニング娘。にとっても、もっとも良い結果につながる!と考えました。」

 4期メンバー加入当初、最年少メンバーだった辻加護は娘。内のみんなの妹分として可愛がられ、その地位を確固たるものにしました。最年少だからこそ許されることも多々あったと思います(キャラクターなども含めて)。いつしか二人は、二人で力を合わせてその能力を開花させましたが、反面、「辻加護」の単語に反映されるように、その幼さも手伝って二人で一人前と見られる様になりました。その後も辻加護コンビは順調に進み、ミニモニ。結成を機に小学生を中心とする低年齢層への浸透に絶大な効果をもたらした事は多言を要しないでしょう。ただ、そんな状況に満足しない人がいました。辻ちゃんです。彼女は二人で一人前に見られることに、そして相方であるあいぼんにコンプレックスを抱いていたようで、その思いをとあるインタビューで語っています。「一人で一人前に見られたい・・・」。
 彼女の想いが叶えられることは当分なさそうです。辻加護をさくら・おとめに敢えて分けたのはセット売りの既成概念を打ち壊し、彼女たちの独り立ちを狙う為ではなかったのでしょうか(少なくとも自分はそう感じました)。確かにつんく♂はそのプロデュース力から彼女たちのポテンシャルを見極め、今回の決断になったのでしょう。今までの経験から考えてもなるほど、彼女たちの歌唱力、表現力、パフォーマンスが上がっているに違いありません。ですが、つんく♂(事務所)はビジネスにおいて一個人から発せられる情報・データをうまく拾い集め考慮しても、人間そのものを見ようとはしなかったのではないでしょうか・・・。いわば商品として売れる事を第一として(勿論商売なのですからそれが当たり前)行動し、人をモノとして扱う事に徹底しています。もしかしたら、それはつんく♂(事務所)のファンに対する扱いにも言える事かもしれません。

 「辻希美」という人間性を考えるなら、この、娘。を卒業して加護と新ユニットという選択はありえない筈です。本当に辻加護のパワーを維持し、さらに発展させていく為、またハロプロ・娘。にとってより良い結果に繋げようとする為なのでしょうか。ごっちんのように娘。に在籍しながらシングルを出す事だって出来た筈です(ごっちんの場合はソロへの布石とも取れますが)。両立できないというなら、本体の活動をもっと楽にすべきでしょう。コンサートツアーがあまりにも強行日程であることだけは確実に言えます(それに伴う質の低下は以前言及したと思います)。その方が娘。・ファン双方とも様々な意味で負担が軽減されます(これは本当に沢山のいろんな意味で)。
 ミニモニ。との差別化をどうするんだという意見もあります。オフィシャルコメントからはしっかりとしたビジョンが描けているようですが・・・。また、娘。から離脱することは、いくらハロプロという同じ母体にいるとはいえ、環境の変化が大きすぎます。周りからの援護はないし、本当に二人だけで勝負しなくちゃいけません。勿論「元」の肩書きが付くとはいえ娘。ブランドにいつまでもしがみついている訳にはいきません。小さな子ども扱いをする気はないですが、本当にやっていけるのでしょうか。今回の決断、かなり疑問です。せめてもう少し期間があっても良かったのでは・・・。

 自分は商品価値創出というビジネスの本流以外の「人間性の考慮」が気になるんだと思います。こういう感覚の欠如って最近多いように思います。どこもかしこも人を育てようという気がないですね。一部ファンサイトでは「娘。脱退後、万が一辻加護が消えることになってもそれは仕方がない」というような発言がありました。---「人気ガナクナッタラモウ要ラナイヨ、次ノ新シイノガ幾ラデモアルカラ」・・・。使い捨ての感覚はファンの間にも浸透し始めています。それは事務所側の戦略に対する、ファンの苦肉の対応だったとしても、哀しい話です。鼻息の荒い文章失礼しました。この事象を通して自分も何かを見ているのだと思います。

▲<麻雀>近代麻雀を読んでいた昔、ワレメdeポンという麻雀番組があるということは知っていたのですが、関西では放送されておらずその内容は未確認だったのですが、今年に入ってどうやら同番組がBSデジタル放送でも開始されたようで、今日始めて番組を見ました。なかなか興味深いですね。解説はちゃんとプロの方(井出洋介)がしてらっしゃいますし。ド素人の自分は闘局画面についていくのが精一杯です。というか、皆さん麻雀を打つ手付きが尋常じゃない・・・(笑)。萩原さんは「奥さんをほったらかして打ちまくってました」感がプンプンしてました(爆)。

●三が日も終了し、おせち料理も食卓に乗らなくなると少し寂しいものがありますが、そんな寂しさを吹き飛ばしてくれるほど、やはりウェイトが増えてしまいました(汗)。おかしいなぁ、筋トレはちゃんとやってるのに・・・。普段の生活より動いていないからでしょうね。食べてはゴロゴロしての繰り返しですし。今日もホント別段何をすることなく、本屋へ行って雑誌のチェックをしたりとなんと言うことはない一日でした。「想い出の曲すべて見せます!2004」のVTRを見返していたのですが、やっぱり藤井隆さんはイイ!平井堅さんとのカラミも最高でしたね。同年代でありかつ関西出身である事がなせる業でしょうか。

△今日も大好きなごまりかの為に筋トレ+ストレッチは欠かさない。