イノセンス それは原罪

blue32004-04-18

●プルルル… もしもし。――あぁ、お疲れ様。今日はどうだった?―――ん?あぁ、ちょっとウトウトしてたから。ゴメンゴメン、大丈夫。――――今日?今日はねぇ、ちょっと色々あってね…、別に大したことじゃなかったんだけど、ほら、なんでもタイミングってあるでしょ?うまくいくときはドンドンうまくいくけど、ダメなときはもう何やっても全然ダメな時とか。――――そうそう。うん、で珍しくちょっとイライラしちゃってね。怒ってるときは真剣なんだけど、少し経って冷めてくると、「なんであんなに怒ったんだろう」って自分が嫌になったり…。――――そうそう、そんな感じ。結構振り回された一日だったよ。でもまぁ、一応は片付いたから。―うん。――そっちはどうだったの?今日も今帰ったとこなんでしょ?ホント毎日忙しいよね。―――――へぇ、そっか。すごいじゃん。……あ、そうそう。昨日の送ってくれたの聴いたよ。最近忙しくてあんまり聴けてなかったんだけど。――――え?それは言えないよ〜。そりゃ、思うことは色々あったけど…。―――う〜ん、いや、思ってるほど悪くないと思うよ。ちゃんと味が出てたし。周りがなんて言ったって、ボクはいい物はイイって言いたいからさ。――――うん。――――――――うん、うん。――――――そうだね。――――――あ〜、それは言うんじゃないかって思ってた(笑)。かなり落ち込んでたもんね。あんまり気にする必要ないよ。彼はいつも誰にでもあんな感じだから。――――――そうそう、意外と考えてるようで何も考えてなかったりするし(笑)。――――――確かにこれから気付いていかなくちゃいけない部分はあるけど、得るものがあれば同時に失うものもあるんだから。――――うん。そうだと思う。――――そっか。良かった。あとね、数珠が切れたって言ってたけど、数珠が切れるのって縁起が悪いように思うでしょ。でもね、むしろ悪縁が切れた表れでいい事なんだって。――うん。だからこれから何かいい事が起こるといいね。ちなみにボクもずっとつけてるんだ、同じやつ。―――うん、ちょっとおっきめなんだけどね。今度持って行くよ。――ごめんね、長い間喋っちゃって。明日も早いんでしょ?―――うん、うん、そだね。明日も晴れるといいね――じゃ、おやすみ、愛ちゃん。

▲<薬>同じカテゴリーの商品でも、定番と呼ばれるものと世間にはあまり知られていないなものが存在します。例えば、うがい薬の定番といえば、以前にもお話しました明治製菓の「イソジンうがい薬」。喉がはれたりしてお医者さんに行くと、貰えるうがい薬はほぼコレです。
 先日うがい薬がなくなってしまったので、ドラッグストアへ買いに行ったのですが、タイミング悪く売り切れ。「ちくしょ〜」と思いながら空になった棚の横に目をやると、どうやら隣もうがい薬のようです。「ん〜?ケンエーうがい薬?聞いたことないなぁ」。箱をよく見てみると成分はイソジンと全く同じで1mL中 ポビドンヨード70mg(有効ヨウ素として7mg)含有。しかも値段はこちらの方が安い。「まぁ、成分も同じって書いてあるし、値段も安いからコレでいいか。」と、買って帰ったのですが、いざ使ってみるとやっぱり違うんですよ、イソジンとは。口に含んだときの味(といっていいのか分かりませんが)が違います。成分は同じなのに不思議なものですね。
 同じ成分なのに、味が違うということに驚きつつも、もう一つ驚いたのは、やはり定番といわれる商品がそのカテゴリーでは全ての基準になってしまう、否、無意識のうちに基準にしてしまう事ですね。定番の力とは恐ろしいものです。企業がブランドを大切にするのも大いに頷ける話です。

△今日は筋トレ+ストレッチはお休み。