食えたもんじゃないけど

blue32004-06-26

▲<娘。>ヤン土にあいちゃんミキティが出演、加えて今後のヤン土レギュラー陣発表――。やはりなっちで来ましたか。妥当な線だと思います。基本的には娘。卒業後、ミュージカル・主演ドラマと来て、次の一手への布石というべきか繋ぎというべきか・・・。すでに、安倍なつみという存在をアピールするための出演では明らかにないわけで(今一度ヤン土リスナーへなっちの存在をアピールするよりは、知名度の低いメンバーを起用するほうがハロプロ全体として効果的)、そう考えると古巣への復帰は娘。時代よりも自由に使えるスケジュールを埋めるため、とも考えられますね。どちらかというと自分は発表前にピンと来てそう感じましたが、それでも個人的には凄く嬉しいですよ、ヤン土娘。は初代(なっち・圭ちゃん・りんね)が最強だと思ってますから。だから、欲をいえばぜひ圭ちゃんも戻してほしいんですけどね…。彼女こそなっち以上に次の一手が欲しいはずですから。
 「カンペ」ならぬ「ファンペ」に関して、さんま師匠が珍しく(?)まともな意見を発していて、激しく同意でした。やっぱり伊達に大御所気取ってないですよ(笑)。以下該当部分を書き起こしてみます。
 ――『ひって最高にするべぇ〜』のコーナー、「ラジオのいいところ」という題で、愛ちゃんミキティ2人だけで喋った後、さんま師匠にダメ出しを喰らっているところから――


さんま  「(愛ちゃんに向かって)あ〜、しゃべんの元々苦手なの?」
あい   「はい」
さんま  「あー」
ショージ 「でも(ラジオの)公開(録音)、好きなんでしょ?」
さんま  「そう」
あい   「ん?」
ショージ 「公開は好きだって・・・」
あい   「そうです」
さんま  「うん」
玉井   「(ひとりリフレインして)そうです(笑)」
ショージ 「公開も喋るじゃない」
あい   「公開なんか、・・・なんか・・・カンペとかがあって面白いじゃないですか」
さんま  「カンペ?」
玉井   「カンペ?」
ショージ 「(ボソッと)寛平さん?」
あい   「カンニングペーパーっていう・・・」
さんま  「分かってるわ!そんなもん」
玉井   「アハハ(笑)」
さんま  「お前より芸能界古いねん」
玉井   「アハハ(笑)」
さんま  「カンペぐらい知ってるわ!」
あい   「フフ(笑)」
美貴   「なんかファンの人たちが〜・・・」
さんま  「なんでラジオでカンペがあんねん?」
美貴   「コンサートでもあるんですけど、ファンの人たちが〜」
あい   「その持って・・・」
美貴   「カンペを持って、言葉を書いて、それを伝えてくれるんです」
さんま  「え、何よそれ、何なの?それ」(なぜかここだけ標準語)
美貴   「なんか〜、”今日も可愛いね”って例えばカンペに書いて〜、うちらに見せたりとか〜」
さんま  「それカンペ?」
ショージ 「そういう風にいうの?」
あい   「うん・・・、”ピアスなんとかなんとか〜”とか」
さんま  「へっ?」
美貴   「そう、”ピアス可愛いね”とか〜」
さんま  「そ、それ、カンペちゃうやん(失笑)」
美貴   「カンペって言ってるんですよ、うちらは」
あい   「うちらは」

さんま  「(失笑)・・・え、それを〜」
美貴   「それを〜、読んだり・・・」
さんま  「それを言うの?」
愛&美貴 「言わないですけど〜」
さんま  「・・・(笑)。カンペちゃうやんか(笑)」
あい   「あ、違うんですか?」
ショージ 「見て、ただ見てるだけ?」
美貴   「見て〜、その人が〜・・・」
あい   「相槌打ったりとか〜・・・」
美貴   「そう、伝えたいことを〜・・・」
ショージ 「”今日も可愛いよ〜”(って書いてあっ)たら」(たぶん何かポーズをとったと思われます)
あい   「違う違う(笑)。そんな、あの〜、あのなんか、(わたし)宝塚好きじゃないですか」
ショージ 「うん」
あい   「だから、”何組がすきなの?”つって、”一番なんとかなんとか”とか」
ショージ 「うん」
さんま  「ホワーッ(ひき笑い)」
あい   「で”二番”、とかやったりとか・・・」
ショージ 「うん」
さんま  「ホワーッ(ひき笑い)」
あい   「とかしますけど」
美貴   「そうそう」
ショージ 「それは楽しそうやね」
さんま  「(引き笑い)」
あい美貴 「フフフ(笑)」

玉井   「それがなんでカンペなんですか?」
さんま  「そうそう」
さんま  「それがなんでカンペやねん」
美貴   「分かんないけど〜、カンペって言ってるんです」
あい   「じゃあ、なんて言ったらいいですか?」
さんま  「ファンペやろ、ファンの・・・」
あい   「ファンペ・・・」
美貴   「あ〜!新しい言葉だ」
あい   「お〜」(感動)
さんま  「ふぁあ(あいまいな相槌)」
あい   「ファンペか〜」
さんま  「ファンペって言うか・・・」
美貴   「使えますね」
さんま  「あの〜、”大好きー”とか書いてるわけやろ、要するに」
あい   「そうですね」
玉井   「う〜ん」
さんま  「そんなのカンペちゃうやんか」
美貴   「とか〜、例えば、なんだろうな・・・(考え中)」
ショージ 「うん」
さんま  「なに?」
美貴   「なんだ・・・、(愛ちゃんに向かって)咳してたらね・・・」
あい   「うん」
美貴   「”風邪?”とか(笑)」
あい   「”今日体調悪いの?”とか(笑)」
玉井   「アハハ(笑)」
美貴   「”機嫌悪い?”とか」
ショージ 「それ、言うてんの?自分で。」
あい   「”今日元気ないでしょ?”とか」
ショージ 「あっ、それに対して、あの・・・、首振ったり?」
あい   「『あぅ〜ん』(たぶん振り付き)、とかやったりとか」
ショージ 「は〜・・・」
玉井   「(うめき声のように)はぁ〜」
さんま  「それは何なんでしょうねぇ」
玉井   「筆談みたいな・・・」
さんま  「筆談みたいなもんで。それで、あの、要するに我々がやっちゃいけないのは
      一人の客に対しての客イジリですよね、それは

あい   「あ、そうなんですかぁ〜」
さんま  「えぇ。客イジリになりますからね

ショージ 「カンペってよう番組であの〜、アレがやってるあの〜・・・」
美貴?  「・・・秋葉さん・・・?」
ショージ 「うん、あの〜・・・そういう風なのとってたらカンペや思てるんちゃうの」
愛&美貴 「そうですねぇ」
さんま  「なんや、秋葉さんってなに?」
玉井   「は〜〜。」(納得)
美貴   「あの、ホリケンさんが・・・」
さんま  「え?」
ショージ 「ホリケンがやってる・・・」
愛&美貴 「ホリケンさんがやってる・・・」
あい   「ネプチューンの」
玉井   「ネプチューンの」
さんま  「うんうん」
ショージ 「なんかあの〜・・・」
あい   「やってるんですよね。カンペのやつで」
さんま  「うんうん」
玉井   「追っかけのなんか」
ショージ 「追っかけの〜、なんか」
玉井   「コントみたいなやつがあるんですよね」
さんま  「あ〜〜〜。なるほどなるほど」
玉井   「で、カンペを出してくっていう・・・」
ショージ 「それでもう・・・」
さんま  「うん」
ショージ 「そういう・・・」
さんま  「あ〜、なるほどなるほど。えぇ〜。」
美貴   「あ、そっか、だからだ」
あい   「うん。で、一人がやり始めたら、なんかそれが恒例になっちゃって、
      皆がやるようになっちゃって・・・」
さんま  「あ、客イジッてしもたからですね。たぶん最初やった人に対して、
      応えてしまったから

玉井   「う〜ん」
さんま  「これをやれば応えてくれるっていうのが分かったから、客…ファンも
      あの〜、これがいいと・・・

玉井   「みんながね」
さんま  「みんながね」
玉井   「やり出しますね」
さんま  「ええ」
あい   「(ミキティに向かって)もう恒例になってるよね、みんな」
美貴   「うん」

ショージ 「で、結構激しい、そういうのもあんの?言葉書いてるの・・・」
美貴   「ありますねぇ」
ショージ 「あるの?」
さんま  「へ?”パンツ脱いで”とか?」
愛&美貴 「いや、それはないですけど〜」
玉井   「ハハハ(笑)」
さんま  「・・・へ?」(腑に落ちない様子)
あい   「なんかこないだ、”合コンなんとか”って書いてあってビックリした」
さんま  「”合コンしよう?”」
ショージ 「”合コンしよう”とか?」
美貴   「とか〜、」
さんま  「うんうん」
あい   「書いてあった」
美貴   「ありますねぇ」
ショージ 「ほえ〜」
さんま  「そんなん別に卑猥なことないやんか」
美貴   「あっ、卑猥なことはないですよ、全然」
さんま  「そうでしょ。男性のシンボル、絵に描いてこう見せたりせーへん・・・」
玉井   「フフフ(笑)」
あい   「ないです・・・」(たぶん頭には”?マーク”)
美貴   「しません!(怒)」
ショージ 「ククク・・・、(さんま師匠をたしなめて)これこれ・・・(笑)」
玉井   「(笑)」
あい   「フフフ・・・(笑)」
ショージ 「(たしなめて)これ・・・(笑)」
玉井   「(笑)」

 現在ライブで、「ボード厨」と呼ばれる、メンバーにレスを貰いたいが為に空気を読まず、我が物顔でアピールし続ける(傾向にある)輩が跋扈していることは、彼女たちが言うとおりです(”合コンしよう”はどんなネタだったにせよ、最低だ・・・)。前の方に陣取る人がメンバーにむけてボードをあげると、後ろの人はステージが見えにくくなるなど、周りに対して迷惑をかけている事が問題になったのはもうだいぶ前のことです(「自分勝手な行動が回りに迷惑をかける」ことについては様々な場所で議論されたことと思います)。「これをやれば応えてくれる・・・。」まさしくここから始まったんでしょう。会話内で言及されているように、秋葉カンペーがそのハシリで、ライブに来るヲタがそれを真似してボードをあげるようになったんだとしても、この際その話題は不問です(ここに責任を持っていっても解決しません)。要は見る側の態度なのですから。勿論ボードをあげ始めた輩が一番悪いことは言うまでもありません。ですが、それとともに、娘。内で”ボードに対してレスを行う”という行動が起こった、または未だに起こっているということにも、やはり何らかの問題があるというか、すこし寂しさを感じずにいられません。さんま師匠はレスを返したことに直接非難はされてませんでしたが、あそこで「客イジリ」という単語が出たことを、メンバーは真摯に受けとめるべきです。
 「タブーとしての客イジリ」。さんま師匠がおっしゃったのは、お金を払って観に来てくれているお客さんには平等に楽しんでもらうという、プロとしてのマナー(もしくはプライド)でしょう。それがいつしか積もり積もった知識の体系としてタブーになったという。禁忌となるからには、やはりそれなりの弊害が起こるからであって、意味もなく禁止する筈はないわけです。結局それを守らなければ自分の身を滅ぼしかねないからこそのタブーですよ。小数の客と喋っているのを見て気分を害する人もいるからという配慮もあるでしょう(笑いの世界では”客に頼った芸になってしまう”からなのかもしれません)。しかしそれ以上に、そのことで最悪の場合、客が離れていくこともあるわけです。
 ”事情の分かる玄人には話しかけるという贔屓”と、”一見さんの素人にはついていけない疎外感”を与える、何気ない行動。この「客イジリ」が内へ内へ向いていく、ファンを囲う行動である事は明白です。ならば、不特定多数に開かれ、チケットを買えば誰でも観に行くことができるライブでそれを行うことは、やはり良い行動とはいえないでしょう。メンバーが本当に客イジリを通してコミュニケーションをとりたいなら、コンサートツアーで客イジリを行わず、一見さんのいない「ファンクラブ限定イベントで」という風に使い分けることも可能です(例えば、ハワイツアーがその場になれば最高じゃないですか?ファンも、そしてメンバーも)。TPOをわきまえることもプロとしての”仕事”です。
 メンバーとファンが交流を深めることはいい事です。少なくともアイドルが高嶺の花であるファンはそれを望んでいます。しかし、”仲良く”はなっても”馴れ合っ”てはいけません。言い古された言葉かもしれませんが、「ファンがアイドルを育てる」ことが真ならば、「アイドルがファンを育てること」もまた真でしょう。アイドルから何かを与えられ、そしてその分だけこちらも何かを与える関係。そうありたいと自分は思います。
 
 それにしても、ラジオの書き起こしって時間がかかるんですねぇ。思ってる以上に過酷だったので焦りました(汗)。あいちゃんとミキティの発言はカブってるところが多いので、そこに時間がとられたかな(だいぶ省略しましたが)。こうやって文章にしてみると、二人は結構ぞんざいな物言いをしてるところがあるのも分かりますね(笑)。ショージさんにも突っ込まれてましたが、もう少し丁寧に喋らないと・・・。


△今日も大好きなごまりかのために筋トレ+ストレッチは欠かさない。