早急に打開策を検討中です

blue32004-07-04

●Wの二人はバカ女・クソ女だからFNS27時間のテストに招聘されたんですね。こんばんは、自分です。F1は後半戦に向けての折り返し、Rd.10フランスGPが開催。今シーズン9戦8勝と波に乗る(とかいう問題じゃない程の勢いを見せつけている)M.シューマッハが、度肝を抜く4ストップ戦略で恰幅の良すぎる貫録勝ち。クルーの働きもしっかりしていますし、唯一の弱点といえばスタート時ぐらいですが、今回はその弱点を見事に突いたかに見えたルノーも健闘したものの、最後の最後でダブル表彰台を逃してしまうなど、女神は完全に紅い跳ね馬に微笑んでいるようです。それにしてもM.シューマッハの4ストップは常識はずれというかなんというか、4回目の給油が終わって当たり前のように1位で戻ったときは鳥肌(関西では”さぶイボ”)が立ちました。タイヤのおいしいところだけ使って猛プッシュするなんて…。それが出来る技術があるのがすごいです。日本の佐藤琢磨はまたもやぶり返したかのようにエンジンブローでリタイア。ホントついてないですねぇ。マクラーレンとウィリアムズが沈んでいる今、ルノーとしのぎを削りあっていくのがいいんですけど、うまくいかないですねぇ。次回は7月11日、イギリスGPです。


▲<なっち>前回1冊目のフォト&エッセイ『陽光(ひかり)』を読んでちょこっと感想を書きましたが、今回は1冊目のフォト&エッセイ『ALBUM 1998-2003』をなにを今更と言われるのを覚悟しつつ読んでみましたので、感想を少し。まず気になったのが文章。『陽光(ひかり)』を読んでから『ALBUM 1998-2003』を読んだから余計なのかもしれませんが、文章力のつきかたに大きな変化が感じられました。『ALBUM〜』の方は言い回しがかなり手紙感覚に近いです。1年前、なっちの思いを初めて本という形にしてファンの前に出すという状況で、ありのままの等身大を指し示すに相応しい文章だったしょう。そして最初にあのエッセイが出たときは、その語り口が親近感を沸かせるよう上手く作用したのかもしれません。ですが、陽光を読んだ後では、あの文章では正直軽くうつってしまいました。なにより同じ言葉を二回繰り返したりして読みにくかったですね…(勿論先ほども言ったようにそれが悪い方向ばかりに行ってるわけではありません)。それに較べて今年出版された『陽光」は、『ALBUM〜』での”なっちテイスト”とでもいうべきあの雰囲気を残しつつも、卒業という激動の経験を経た分だけ落ち着いた印象で、自分自身をはっきりと捕らえられているんじゃないかな、と感じました。文章もフワフワすることなくスッと読みこんでいけます。
 自分はやはり第一印象から『陽光』の方が好きですけども、『ALBUM〜』の方にも、ファンとしては捨て置けぬトピックがあったのでご紹介いたします。


48.けっこう地味なひと
 好きな男性のタイプ? って、外見とかじゃないなぁ。いや、少しは関係あるけど(笑)。
 やっぱり、中身。おっきいひと……ってカラダがじゃないよぉ。ココロの器がおっきくて、ひとの痛みがちゃんとわかるアタマのいいひと。勉強ができるできないとかじゃなくってね……そういうみんなのキモチをピピッてキャッチできるアンテナが敏感なひとが、アタマのいいひとだと思うのね。やっぱり、なにか自分を持ってるひと。自分のやるべきことはこうだって……それは仕事でもなんでもいいんだけど、ひたむきになれる”なにか”を強く持ってるひと。そこに向かって……チャレンジを続けてる、そのパワーを失わない男性って、やっぱり……素敵だなぁ……って。うん。
 とかね。なんか理想のひとぉ? を思い描いたりしつつ。
 そういう人にあったら、なっちどうする? って。
 それが、こう見えても、アピールなんか絶対できないタイプで。そう、いわゆる柱の陰から……(笑)。
 小学生のときからそう。好きになったひとって……もう、目が合うとドキッとするタイプ。”あっ”って思ったひとに出会えても、向こうはどうなんだろう? ってけっこう、自信ないタイプ。
 ホントそうなの。地味なのなっち。地味なひとなの結構。
     ――安倍なつみ 『ALBUM 1998−2003』 ワニブックス 2003 (p.123)より

”キモチをピピッてキャッチできるアンテナが敏感”――。『陽光』でも書かれていたように、これはなっち自身にもいえる事で、この感覚こそが安倍なつみを”安倍なつみ”たらしめているのかもしれません。同じキモチ(痛み)を分かち合いたいんでしょうね、自分もこの考えとホント同じなので共感できます。なっち、彼氏に自分なんかどうですか?(笑) でもお互い相手にアピールできずに終わっちゃうんだろうなぁ(爆)。
 と、オチもついたところで最後に。実は上記で言及した内容、裏を返せば1冊目から2冊目を出す間になっちが如何に成長しているかってことなんですよね。驚きました。彼女自身も「チャレンジを続けてる、そのパワーを失わない」ひとりなんですね。その実感を得られただけでも『ALBUM〜』もちゃんと読んでよかったと思っています。


△今日は筋トレ+ストレッチはお休み。