世の中は何を基準に回るのか

blue32004-07-30

●今日は久々にお酒を飲みました。普段は全然飲まないので本当に気が向いたときだけ。しかもビールは大嫌いと来ています。最近のブームはジン。いっぱい飲むわけでもないのに数種類買い込んで飲み比べてます。今日のオーダーはジンバックジンジャーエールが好きなんです。それにしても、レモンの有無でこれほど飲みやすさが変わるとは・・・。色々試してみるものです。


▲<ことば>慣用句、大多数が誤用――。文化庁が29日に発表した「国語に関する世論調査」の調べで分かったことなのだそうですが、これビックリしました。「あ〜あ、言葉が乱れてるなぁ」ではなくて自分も見事に誤用多数派に属していたからです。軒並み正答率(10〜40%)が低かったものを挙げてみると、

  • 「檄を飛ばす ―×(元気のないものに刺激を与えること)・○(自分の主張や考えを広く人々に知らせて同意を求めること)」
  • 「姑息 ―×(「卑怯な」という意味)・○(「一時しのぎ」という意味)」
  • 「憮然 ―×(腹を立てている様子)・○(失望してぼんやりとしている様子)」
  • 「さわり ―×(話などの最初の部分のこと)・○(話などの要点のこと)」
  • 「雨模様 ―×(小雨が降ったりやんだりしている様子)・○(雨が降りそうな様子)」 以上7/29日付 朝日新聞朝刊より

などですが、自分は見事に全部間違えていました(汗)。「檄を飛ばす」や「姑息」なんて絶対正しい意味で使ってると思ってましたから、衝撃でしたよ。ちなみに、「若い世代だったから間違えたのかな」と思いきやそうでもなく、母や祖母にも聞いてみましたが、やはり誤用していたので世代間格差ではないようです。
 いやでも、これほど世の中の人が誤用しているには、それなりの訳があるはずなんです。まず、学校レベルでは習わない慣用句。周囲の人たちが使っているのを耳にして、文脈からその意味を理解することでしか、習得できない場合が多い。そしてもっと大きいことは、新聞やテレビ、ラジオなどのメディアでの使用。ここまで本来の意味とは違った意味がまかり通ってしまっている背景には、言葉に一番敏感でなければいけないマスメディアが意外とこれまで誤用してきたんじゃないか、と思うんです。でなければ、ここまで全国的に誤用が拡大している筈がありません。「雨模様」なんてのも、スポーツ中継などで「今日は生憎の雨模様で・・・」なんてキャスターが言いながら、映っている映像は雨が降っている、ということもあったんじゃないでしょうか。
 それにしても本当に驚きました、ここまで意味が違うとは・・・。言葉は「だいたいこんな意味だろう」とボンヤリと使用せずに、やはり辞書でちゃんと引いて確認すべきですね。で、新聞に載っていた意味が本当に間違っていないか、上記の5単語を引いてみました。そうしたら、

  • 檄を飛ばす ― 考えや主張を広く人々に知らせて同意を求める。また、元気のないものに刺激を与えて活気づける。 (広辞苑 第5版)

とありました。ね?やっぱり自分で引くべきなんですよ(笑)。


▲<ハロプロ>夏ツアーDVDパンフレット「HELLO!TV」を視聴――。今年の娘。春コンから登場したDVDパンフレット。前回なかなかの売上を記録したのか、夏のハロコンでも採用されました。それでもちょっと不安がよぎるのか、DVDパンフにはアンケートハガキが添付され、「パンフレットはDVDがいいですか?それとも冊子の方がいいですか?」とこれからの進むべき道をボチボチ決めようかと、思案のしどころを窺わせる一文が(笑)。
 はっきり言ってしまうと、今の内容では作りも浅いですし、出演するメンバーもやらされている感満載なので、このクオリティが今後も続いていくのなら、とっとと従来の冊子パンフに戻した方が無難です。グッズ紹介にデータを割くならもっと他にいい企画があるだろう、と。なので、もっと凝った作りになるのならDVDパンフは続けて欲しいですね。やはり動く彼女たちを見れるほど幸せなことはありません。欲を言うなら、冊子パンフ派の人にも考慮して解説書のように冊子をつけるのが一番良いのですが、それをやったらやったで、まだ値段があがっちゃうんでしょうねぇ・・・。
 と、期待と愛情を込めた毒を吐きつつも、内容としては皮肉にも寒い企画が功を奏してメイキング&NG集が一番の内容。まこっちゃんのダボダボオーバー姿がとても可愛くて・・・。相変わらずいい子だなぁ。


不本意ながら今日も筋トレ+ストレッチはお休み。