また会う日まで

blue32004-08-08

●キャンプ二日目。昨日は身障者の子をお風呂に入れるだけで精一杯で自分がお風呂に入れなかったため、起床時間より少し早く起きてお風呂へ。体をきれいにしてザブーン、と浴槽に入ると・・・、ん?・・・ん?・・・・・・、背中痛いッ!(笑) 昨日お天気のいいなか、湖水浴ではしゃぎまわった為、軽くやけどをしてしまったようです。「あっちゃ〜、ちゃんと日焼け止め持ってくるんだった」と後悔しながら今日もしっかり湖水浴(笑)。勿論今日もお天気でしたから結果は推して知るべしです。
 それにしても、不安だらけのキャンプ参加でしたが、本当に幸運に幸運が重なり、ベストの状態で幕を閉じることができたように思います。生憎ながら打ち上げには参加できなかったので、お世話になった人たちとがっちり握手をして帰ってきました。いい体験をさせてもらいました。帰りがけ後輩に「先輩。本当にお疲れ様でした。また暇があったら参加してくださいね。」と言われたのですが、う〜ん、頻繁に参加するには精神的にもたないかも・・・(汗)。


▲<ことば>今回キャンプに参加して、ひとつ印象的な言葉がありました。自分が担当した子は、身体が少し動かしにくいだけで食事も会話もちゃんとできる子で、普段は働きに出ています。そんな彼が琵琶湖から最寄り駅までの帰りのバスで、こんなことを話してくれました。「僕が新しい作業所へ移動したときに出会った子で、目の見えない子がいて、僕も身障者だけど目の見えない子に会ったのは初めてだったから、最初はどう接していいのか分からなかった」――。
 そうなんですよね。健常者が身障者に対してどう接していいのか分からずに戸惑うのと同じように、その構造が身障者同士の中でも起こるということは、何らおかしなことではありません。あって当然です。しかし、福祉分野に携わる人はともかく、一般には気付かれず見過ごされてしまっている現実。事実自分もこの話を聞くまでそういう構造があるという事に、全く考えも及びませんでした。その場で自分は「あぁ、そうなんや〜。」と答えるのが精一杯でした。「人の気持ちに立ってものを考えることが如何に難しいか」、大きな事を教えられた一言でした。


△今日も大好きなごまりかの為に、筋トレ+ストレッチは欠かさない。