「ある」ものを「ない」とは言えないよ

▲最新号のヤングマガジン表紙・グラビアに松浦亜弥――。全8ページ。見開きごとに衣装も雰囲気もガラッと変わり、メリハリが合ってなかなかいい感じではないでしょうか。個人的には7ページ目の腰に手を当てたあややが可愛くて好きです。今回のグラビアはちょっとしたインタビューも。

――オモテ松浦・ウラ松浦みたいな違いはあるの?
 オモテ松浦・ウラ松浦ですか、あると思いますよ(笑)。オモテ松浦はやっぱり、世に出ている松浦ですね。電波を通していろいろなものを伝えているので、責任感がすごいあります。だからいろいろなことを考えて言葉も発するし、行動もとるし、ちっちゃいコが「あややも、そうしてたからいいんだよ」とかなったときになんにもいえないから・・・。
――じゃあ、ウラは?
 ウラになると完全オフなわけです。あややと亜弥というか、素顔というか、完全オフなわけです、スイッチは。だからもう普通にママの前だとすごい甘えるし、ちょっとそこにあるものでも「とってぇ」みたいな。何でもかんでも甘えるし、ふだん自分でやってることでもあれやってこれやってって。みんながおかあさんとかおとうさんに甘えているのと変わらないことをしますよね。

あややに対する温かい目が、どこかで少しずつそれでも確実に失われつつある現在、彼女の放つちょっとした一言でも、裏へ裏へと「読んで」しまう自分の思考回路に、ホント嫌気がさします・・・。


■・・・たとえば同じ場所にいて同じモノを見たとしても・・・同じコトを感じ同じコトを考えるわけじゃないよね。物理的には近しい関係でもそれは遠いと。かたや同じモノを見たわけじゃないし同じ場所にいたわけでもない・・・。でも同じ考えをしている。当然それは近しいよね・・・。  ――楠みちはる湾岸ミッドナイト』より