曖昧な言い方で逃げないで

●今日は月曜日だったのですね、曜日感覚が飛んでます。こんばんは、自分です。さて、今日もバイトから帰ってきてネットを巡回してますと、なんの巡り会わせか、はてなキーワードの「ジャニーズメンバー」というのに目が行きまして、それをつらつらと読んでたんですが(キーワードで色々と芋蔓式に単語を理解していけるのは楽しいですね)。各ユニットの経歴やプチ情報なんかを眺めつつ、ずーっと読み進んでいくと”現メンバー”の一番下にジャニーズJr.というのがありました。自分も名前は聞いたことがあります。デビュー待ちの予備軍?みたいなもので、ジャニーズファンの人たちは既にJr.の時代から「あの子がいい!」などと目をつけておくのだとか。ココで読んでいて知ったのですが、最近ポツポツ見かける「KAT-TUN」や「NEWS」はこのJr.内のユニットなんですね。
 で、ココを見ていて驚いたのは、キーワード「ジャニーズJr.」の項目内、”主なJr.内ユニット”というところなんですが、全く目にしたことのないユニット名がゴロゴロとあるんですよ。しかも”主な”ですから本当はもっとあるということですよね。へぇ、さすがアイドル市場の老舗ジャニーズです。色々あるんですねぇ(アルファベットのユニット名が並ぶなか、「田んぼ組」という名前があまりに衝撃的だったんですが(笑))。
 振り返ってハロー!プロジェクト。”主なJr.ユニット”と言われて「そんなもん知るかい!」「よく分からん世界やねぇ・・・」と威勢よく言ってみた手前、よくよく考えてみれば、ハローだって同じことが言えるんですよね。その最たる例が「℃-ute」――。ユニット名義でのCDデビューは勿論していませんし、メディアへの露出だって皆無と言っていいでしょう(まいみちゃんのCM出演等も一般的認知としてはほぼゼロ・今回のシャッフル「セクシーオトナジャン」でのめぐみちゃんがギリギリです)。露出が低く、上り調子ではあるものの、まだまだ内輪での上昇傾向に過ぎないBerryz工房だって、ファンではない人たちから見れば同じようなものかもしれません。もっといえばゆきどんやアヤカだって同じライン、下手をすればより知られていない可能性だってあるわけで。でも、ハロプロファンはちゃんと彼女たちの活躍をハロコン等で目にして、応援し、楽しんでいるわけです。世間一般には認知されていなくても、ちゃんと見ているファンはいるし、成り立っている。それがアイドル(ビジネス)の本質と言ってしまえばそれまでですが、ジャニーズとハロプロに共通する、何とも面白い構図ですね。
 蛇足ですが、そういった状況でファンが最も重要視すべきことは、外野から中を覗かれたとき、「閉鎖的だ」と拒絶されるのか、はたまた「奥が深い」と許容されるのかであり、もし応援している人たちに世間一般に認知されるまで売れていって欲しいと願っているならば、「我々はまず何をなすべきなのか――」ではないでしょうか。勿論それだけで動かしたい”山”が動かないことはままありますし、それは非常に巨視的なものの見方ですけども。